- これこそ、ワイン好きが求めていた芸術的日本酒。
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2011.07.16 Saturday
先日、ご紹介した仙台の酒蔵勝山の「伝」!
「伝」も美味しかったんですが、
ある意味もっとビックリしたのが、
勝山で一番手頃な特別純米酒「縁」!
ワインは魚卵との相性がちょっと悪い。。
夕食が飛びっ子のパスタだったので、日本酒を合わせることにしました!
ワインもちょっと飲みたい気分だったので、
ワインのニュアンスのある日本酒、勝山の「縁」を合わせることに!
「縁」、これは、まるで濃厚な白ワイン!
米から造ってるとは思えない、クリアでフルーティーな香りが立ち昇ります!
白い花や白玉団子のほのかな甘みのような、甘い風味、フルーティーな香りがとにかく心地良い…。
これはワイングラスで飲みたい!
日本酒はワインよりも少しアルコール度数が高いので、
ちょっと小さめのワイングラスを使うのが良いと思います。
お猪口で飲むより香りが拡がって美味しくなるので、冷酒なら私はいつもワイングラスを使っています。
口に含むと、まず甘みが口中に広がっていき、
その後引き締まった酸味とアルコールによるボリューム感が甘みを覆っていきます。
ものすごくバランスが良いワイン、じゃなくて、、日本酒です!
ワインならどうしても生臭く感じる飛びっ子と合わせても、
生臭く感じるどころか、味わいを拡げる効果があり、より美味しくなります。
これぞ、日本の食文化!!
久々に感動しました〜!
価格が高くて美味しいのは当たり前ですが、
この価格で本物の日本酒が手に入るのがは嬉しすぎます。
お手頃で高品質な「縁」
ワインが好きで、和食も好きならきっと重宝しますよ!
スペシャルなコスパ日本酒との出逢いに乾杯♪
この日本酒は、リピートしようと思います。
JUGEMテーマ:ワインと料理の話
- ワインのプロのホンネ〜ブラインドテイスティング編〜
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2011.06.07 Tuesday今日は、ワインのプロのホンネを書いてみます。
お題は、銘柄を隠した試飲、「ブラインドテイスティング」。
ワインのイベントなどでブラインドテイスティングがあれば、
必ず参加するようにしています。
なぜなら、ワインの色や香り、味わいからそのワインを推理するのが、、
とにかく楽しいから!
でも、、
僕らワインのプロでも、
正直なところブラインドテイスティングは本当に難しい!!
暑い地域で造られたワインかどうかや、
ワインの生産年、主要なぶどう品種などはある程度推理できますが、
そのワインの銘柄までピタリと当てるのは至難の技。。
ソムリエ世界一を決める世界最優秀ソムリエコンクールをテレビで見たことがありますが、
かなり衝撃的でした。
各国の予選で勝ち抜き、数々の経験をしてきたソムリエたちにもかかわらず、
ブラインドテイスティングは、ハズレばかり。
たしかに、問題も難しいのですが、あれほど経験を積んだソムリエでも、
こんなに外すものなのか〜とある意味彼らも人間だなぁ〜と親近感を覚えてしまいました(笑)
とは言え、僕らはワインのプロ。
難しいブラインドテイスティングであっても、プライドをかけて当てに行かなければなりません!
というわけで、いろんなワインを飲むことが仕事なのです!
ま、私の場合、酒飲みを正当化してるだけだと言われますが(笑)
JUGEMテーマ:ワイン
- 実際のところ、ソムリエはワインを言い当てられるの?
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2011.06.06 Monday銘柄を知らされないでワインのテイスティングをすることを
ブラインドテイスティングと言います。
日本ソムリエ協会の資格を取得するためには、
2次試験のブラインドテイスティングをクリアしなければなりません!
試験とは言っても、これはなかなか楽しい試験ですが(笑)
また、ワイン上級者の集まりなどでは、
ゲーム感覚でブラインドテイスティングを楽しむこともあります。
ワインの色や香り、そして味わいから記憶をたどって…
ぶどう品種、ヴィンテージ(生産年)、国、産地、そして銘柄を言い当てるのです。
マンガ「神の雫」のようにズバリ言い当てる人はスゴイですよね!
はたして、ブラインドテイスティングでソムリエやワインのプロたちは、
実際のところ、どのくらいワインを言い当てることができるのでしょうか?
明日は、ブラインドテイスティングについて、
ワインのプロのホンネを書いてみたいと思います。
JUGEMテーマ:ワイン
- 高級ワインのような日本酒を目指す酒蔵「勝山」
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2011.06.02 Thursday
野菜スイーツで有名な「ポタジエ」の社長、
柿沢さんと親しくさせていただいていますが、
「勝山」という日本酒をオススメしてくださいました。
しかも、「日本酒」ではなく、「勝山」が好きと言いきっておられました。
私にこの日本酒をオススメしてくださったワケは、
勝山が造る「元」というお酒は、
かの有名な世界最高のデザートワイン「シャトー・ディケム」を目指しているそうで、
本気で世界最高峰のワインに勝るとも劣らないお酒を目指している酒蔵だからです。
勝山の「元」は容易に手に入らないので、
純米大吟醸 芳醇原酒「伝」を購入して飲んでみました!
まず、ラベルやボトルから独特の風格を感じます。
あえて、ワイングラスに注いで飲んでみました。
香りはほのかに甘くて、そしてフルーティー。
何よりも驚いたのは、その味わいの滑らかさと透明感!
味わいはとってもクリア。
ワインで、完全なる調和のことを「フィネス」と言いますが、
まさに「日本酒の美しいフィネス」を感じます。
原酒ならではの力強さと洗練された上品さが融合する逸品でした。。
もうひとつ驚いたのは、結構飲んだはずなのに、
全く二日酔いにならなかったこと。
実は、テレビなどでもお馴染の柿沢さんの妻である
パティシエ柿沢安耶さんはお酒が飲めないそうなのですが、
勝山だけは飲めるのだそうです。
本物のお酒には、不思議な力が宿っていますねぇ。。
「勝山」は、ワイン好きの方に知っていただきたい、
素晴らしい日本の酒文化だと思います。
酒蔵「勝山」のホームページはこちら♪
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